KATO Yukitaka Laboratory 加藤之貴研究室
HOME Sitemap English
Home > Research Activity
研究活動
(1) 研究の特徴
エネルギー変換技術の高度化による省エネルギーそして地球環境保護への貢献を目指す。
特に化学反応の利用に着目し、熱から熱、熱から電力への変換技術、エネルギーの貯蔵、輸送技術の高度化を研究している。化学反応を用いたエネルギー変換は従来に無い高い性能が期待でき、核熱、産業・都市廃熱等をターゲットに、新しいシステムの提案、開発を進めている。
(2) 研究の概要
(a) 酸化マグネシウム/水系ケミカルヒートポンプ
  300℃域の温熱を化学的に貯蔵し必要に応じて温度を変換し供給するシステムである。軽水炉、ディーゼルエンジン、燃料電池等から生成する熱の利用が可能である。さらに熱・電併給(コジェネレーション)のエネルギー利用効率の高度化、また夜間電力の有効利用による電力負荷平準化に貢献可能である。
(b) 酸化カルシウム/酸化鉛/二酸化炭素系ケミカルヒートポンプ
  800〜900℃の高温熱を化学的に貯蔵し、所要温度に変換した熱出力が可能である。高温ガス炉、製鉄、太陽熱等の高温プロセスの高効率熱利用に応用できる。
(c) CO2回収型ゼロエミッション燃料電池移動体水素システム
  新しい自動車用燃料電池の水素供給装置である。改質ガスから副生成物である二酸化炭素(CO2)を化学的に分離回収し燃料である水素の純化を行い、高純度水素にて高効率の燃料電池発電を行う。 系外にCO2を排出することのないゼロエミッション燃料電池システムが構築可能である。またこのシステムは水素燃料を安全・高効率に供給できる点で新しい水素キャリアシステムとして他に無い特徴がある。
(d) プレート型水素分離式燃料改質器
  燃料電池用の燃料改質器に水素透過膜を組み込み改質系から水素を逐次取り出すことで反応が非平衡に保持され、反応が促進される。この性質を利用した自動車用の小型で高効率な燃料電池改質器を開発する。
(e) 熱再生水素循環型燃料電池システム
  排熱を利用した燃料電池発電システムである。有機物質の水素化反応で発電反応し、次いで生成した水素化物を排熱で脱水素反応を行う。反応物を循環再利用することで閉サイクル水素再利用型の発電システムが可能となる。
back to top
  | 連絡先 | アクセス | リンク |   東京工業大学 科学技術創成研究院 先導原子力研究所 加藤之貴研究室