東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所

物質理工学院応用化学系原子核工学コース・応用化学コース

鷹尾研究室

Tel & FAX: 03-5734-2968
E-mail: takao.k.ac@m.titech.ac.jp

東京工業大学
科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所
物質理工学院応用化学系原子核工学コース・応用化学コース

鷹尾研究室 (Takao Laboratory)
 
    ~核のゴミ、化学のチカラで処理・処分・資源化~
錯体化学・溶液化学に基づく核燃料サイクル先進基盤研究

鷹尾研究室では、ウランをはじめとしたアクチノイド元素および様々な関連元素の錯体化学および溶液化学に基づき、いわゆる【核のゴミ】である使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物などの適切な処理・処分ならびに資源化を目指しています。

昨今、原子力にまつわるニュース・話題として例えば廃炉・廃止措置・放射性廃棄物処理および処分など、どちらかというと一般にはネガティブな印象を生むワードを含むものが多い点が否めません。原子力エネルギーの恩恵を享受してきた現代社会全体の責任としてこれらの重要課題に取り組んでいかなければならないのは確かですが、最初から後始末に特化した研究開発だけではどうしても魅力に欠けてしまいます。これからの社会を担う将来ある若い世代の学生さん達には、単に応用だけでなく重要な基礎研究・学究の場である大学ならではの研究として、学術的価値が高くかつ将来の展望が大いに期待出来る夢のある研究テーマに楽しく(重要!)取り組んでもらいたいと考えています。

キーワード: 錯体化学, 溶液化学, アクチノイド化学, イオン液体, 金属錯体触媒, 光触媒, 核種分離, 核燃料サイクル, 使用済み核燃料再処理, 放射性廃棄物処理・処分

【卒研生・院生(M, D)募集中です。見学等随時受付。鷹尾までお気軽にお問い合わせください(連絡先は右上)。】



 

NEWS

2024/03/08
【受賞!】
第19回(令和5年度)日本原子力学会 再処理・リサイクル部会各賞を以下の通りいただきました。3/26-28の日本原子力学会2024年春の年会再処理・リサイクル部会全体会議にて表彰されます。http://www.aesj.or.jp/~recycle/top.html
・業績賞
 原子力エネルギーシステムの循環型経済確立に資する先端基礎化学研究およびアカデミアの役割に関する提言 鷹尾康一朗
・優秀講演賞
 ウラニル錯体化学に基づくテーラーメイド型新規海水ウラン吸着材開発 (3) H2saldian 型吸着材の開発 伊藤広真
 アダマンタン骨格を架橋部位とするビス(2-ピロリドン)誘導体による難溶性アクチノイド(IV)-硝酸錯体の形成と沈殿法再処理への適用性 小野遼真

【院試関連】
各種進学説明会/研究室見学会の日程が決まりました。詳細については以下を参照してください。いずれも事前登録が必要なようです。見学・相談等対応しますので、鷹尾研に興味をお持ちの方はメール等で事前に連絡いただけると助かります。パンフレット等を見て当日飛び入りでも大丈夫です。
・原子核工学コース(3/23(土), 5/11(土)):https://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
・物質理工学院(3/29(金, 対面), 4/13(土, zoom), 5/18(土, 対面)):https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/open-campus/briefing/school-materials-chemical-technology
【院試・研究室生活などについて】も併せて参照ください。
2024/02/22
【Paper Accepted】100報目!
JAEA大内様, 小松様, 北辻様, 渡邉様との共著論文"Securing Reversibility of UVO2+/UVIO22+ Redox Equilibrium in [emim]Tf2N-Based Liquid Electrolytes towards Uranium Redox-Flow Battery"がEur. J. Inorg. Chem.誌に受理されました。レドックスフロー電池への劣化ウラン有効活用を目指した基礎研究の成果です。
Takao. K.; Ouchi, K.; Komatsu, A.; Kitatsuji, Y.; Watanabe, M. "Securing Reversibility of UVO2+/UVIO22+ Redox Equilibrium in [emim]Tf2N-Based Liquid Electrolytes towards Uranium Redox-Flow Battery" Eur. J. Inorg. Chem. in press. DOI:10.1002/ejic.202300787.

2024/01/10
【特任助教募集中!】
企業さんと共同で進めているプロジェクトに携わる特任助教を募集しています。詳細については以下のURLおよび公募案内PDFをご覧ください。

2023/12/14
【院試説明会・研究室見学会】
〇原子核工学コース(応化系・融合理工学系)大学院進学説明会
 ・日時:2024/1/20(土) 13:00-15:30頃 (3/23, 5/11にも開催予定)
 ・場所:対面(大岡山北1号館1階会議室)・オンライン(zoom)併用 ※要事前登録(コチラから)、現地参加の場合は説明会後に研究室見学可(見学希望の旨メール連絡をいただけると助かります)
 ・URL:http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
2023/11/22
Photoページ更新
11/6-17の期間、ドイツ・ドレスデンのHelmholtz-Zentrum Dresden-Rossendorf (HZDR)にてPuを用いた実験を行ってきました。我々が開発を進める核燃料物質選択的沈殿法(NUMAP法)による使用済み核燃料次世代再処理技術開発に欠かせない貴重なデータを多数取得することに成功しました。出来る限り早期の論文化を目指します。
2023/08/31
【Paper Accepted】
竹山君(2023年3月博士修了, 現:山口東京理科大助教)、津島先生、HZDRメンバー(Dr. R. Gericke, Dr. P. Kaden, Dr. J. Mӓrz)との共著論文"Fate of Oxidation States at Actinide Centers in Redox-Active Ligand Systems Governed by Energy Levels of 5f Orbitals"がChem. Eur. J.誌に受理されました。
Takeyama, T.; Tsushima, S.; Gericke, R.; Kaden, P.; Mӓrz, J.; Takao, K. "Fate of Oxidation States at Actinide Centers in Redox-Active Ligand Systems Governed by Energy Levels of 5f Orbitals", Chem. Eur. J. 2023, e202302702. DOI:10.1002/chem.202302702 
Description unavailable
MITからの海外交流学生Alonso君が予定の滞在日程を終えてアメリカに帰国しました。9月からすぐに新学期が始まるということで、休む暇もないけど頑張ってください。
2023/08/17
【Paper Accepted】
山本さん(2022年度鷹尾研研究員, 現:東工大応化系山中研助教)らとの共著論文" "Solid-State Schikorr Reaction from Ferrous Chloride to Magnetite with Hydrogen Evolution as the Kinetic Bottleneck"がInorg. Chem.誌に受理されました。
Yamamoto, M.; Takamura, Y.; Kokubo, Y.; Urushihara, M.; Horiuchi, N.; Dai, W.; Hayasaka, Y.; Kita, E.; Takao, K. "Solid-State Schikorr Reaction from Ferrous Chloride to Magnetite with Hydrogen Evolution as the Kinetic Bottleneck" Inorg. Chem. 2023, 62, 14580-14589. DOI:10.1021/acs.inorgchem.3c01676.
2023/07/26
【HOT Article Collection選出!】【Front Cover掲載!】
Dalton Trans.誌から出版された私のPerspective論文"How does chemistry contribute to circular economy in nuclear energy systems to make them more sustainable and ecological?" が、HOT Article Collectionに選ばれました。無機化学分野において興味深くかつ顕著であると評されたTop 10%の論文が四半期ごとに選出されるそうです。6週間アクセスフリーとのことなので、ぜひご一読ください。
また、この論文はFront Coverにも選出されており、同誌Vol. 52, Issue 29の表紙を飾りました。

2023/06/05 マサチューセッツ工科大 学部3年生のPedro Alonso Hernzndez君を海外交流学生として迎えました。
今年度院試のインターネット出願サイトでの情報登録が始まりましたね(出願書類紙媒体一式の提出は6/8~6/14必着、詳細については募集要項記載内容に従ってください)。
趣味のページなので都度アナウンスしてはいませんが、釣行記録やハムちゃんの写真もちょいちょいアップデートしています。
2023/05/29
5/27(土)の物質理工学院研究室見学会含め、これまでに見学・相談に来てくれた学生さんたち、どうもありがとうございました。6/3(土)午後にも原子核工学コースの進学説明会が予定されていますが、こちらについては申し訳ないことに都合により欠席する予定です。出願期間(6/8~14, 募集要項を参照のこと)までまだもう少しだけ日数がありますので、見学や相談をご希望の場合はメール等で個別に連絡してください。
また、今年度は学部3年生以下の学生さんの訪問も結構多かったように思います。学内外および学年問わず見学・相談を受け付けていますので、ぜひどうぞ!
院試・研究室生活などについても併せてご覧ください。
2023/05/18
【院試説明会・研究室見学会】
物質理工学院応用化学系の研究室見学会が以下の通り開催されます。
 ・日程:2023/5/27(土, 対面) 13:00-17:00 ※見学希望の方は、前日(5/26(金))までにメールにて連絡ください
 ・場所:大岡山北1号館205(鷹尾居室)
    ※初回のみこちらから要事前登録とのこと。例年通りなら研究室一覧HPやzoom情報など見学会の案内などが配信されるようです。
 ・URL
  全体:https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/open-campus/briefing/school-materials-chemical-technology
  5/27(土):https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/news/2023/066314
院試・研究室生活などについても併せてご覧ください。
2023/04/26
【Paper Accepted】
Dalton Trans.誌からの依頼で執筆したPerspective論文"How does chemistry contribute to circular economy in nuclear energy systems to make them more sustainable and ecological?"がアクセプトされました。初めて書いた単著論文。本来であれば循環型経済(Circular Economy)の概念に合致するはずである核燃料サイクルにおける現状の課題、鷹尾研で進めているいくつかの主な研究テーマも含め化学特に錯体化学研究がその中でどのような位置づけを占めるのか、また基礎化学研究に携わる我々アカデミアの果たすべき役割として私の信ずるところ、などをまとめたPerspective論文(日本語だと"見通し, 展望, 大局観"くらい?和訳しにくい…)です。
 鷹尾研の研究内容を網羅しきれてはいないのですが、どういう背景・コンセプト・スタンスで研究を行っているのかを端的にまとめてあります。読んでみたい方にはPDFを送りますので気軽に連絡ください。もちろん英語ですが、査読時のレフリーコメントでは読みやすいと結構好評でした。
Takao, K. "How does chemistry contribute to circular economy in nuclear energy systems to make them more sustainable and ecological?" Dalton Trans. 2023, 52, 9866-9881. doi:10.1039/D3DT01019H [Perspective]
Graphical abstract: How does chemistry contribute to circular economy in nuclear energy systems to make them more sustainable and ecological?


【院試説明会・研究室見学会】
原子核工学コース進学説明会が以下の通り開催されます。
 ・日程:2023/5/14(日, オンライン) 13:00-15:30頃
 ・場所:オンライン(zoom) ※要事前登録(以下のページに登録リンクがあります)
 ・URL:http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
【5/14進学説明会に来てくれた学生さんたち、どうもありがとうございました。改めて個別に相談したいことがあればお気軽にご連絡ください】
2023/04/14
明日4/15(土)午後に物質理工学院研究室見学会が開催されます。といっても今回はオンラインです。事前登録後に案内のあったHPに記載の通り、当日でも構わないので可能であれば事前に私宛にメールをいただけると助かります。連絡は訪問直前(もしくはアポなし)でも構いませんが、一時的に席を外しているかもしれないのでその場合は戻るまで少しお待ちください。
2023/04/03
小久保さん(博士研究員→5月から特任助教)、田代さん、名畑君、野島君(以上M1)、小針君(B4)を新メンバーとして迎えました。 →【メンバー】ページ更新
3/30(木)の研究室見学会に来てくれた学生さんたち、どうもありがとうございました。改めて個別に相談したいことがあれば、対面・zoomどちらでも対応できますのでお気軽に連絡ください。
2023/03/29
竹山知志君が博士課程、内田昇吾君と奥村優太君が修士課程をそれぞれ修了しました。社会に出ても明るく元気に頑張ってください!!
【院試説明会・研究室見学会】
予定通り明日3/30(木)午後に物質理工学院研究室見学会を開催します。引き続き事前連絡受付中ですし、当日アポなしで来ていただいても構いません。ただし、先に見学に来ている他の学生さんを実験棟などに案内しているかもしれないので、不在の場合は大岡山北1号館205号室(私の居室)前のホワイトボードに記載してある番号までお電話ください。
2023/03/16
【院試説明会・研究室見学会】
物質理工学院応用化学系の研究室見学会が以下の通り開催されます。
 ・日程:2023/3/30(木, 対面), 4/15(土, オンライン) 両日とも13:00-17:00 ※5/27(土)も予定(開催形式?)
 ・場所:大岡山北1号館205(鷹尾居室) zoomでも対応可
    ※初回のみこちらから要事前登録とのこと。例年通りなら研究室一覧HPやzoom情報など見学会の案内などが配信されるようです。
 ・URL
  全体:https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/open-campus/briefing/school-materials-chemical-technology
  3/30(木):https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/news/2023/066168
  4/15(土):https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/news/2023/066170
両日とも出席予定ですので、見学・相談などお気軽にどうぞ。事前に連絡いただけるとスムーズに対応できますが、アポなしで気軽に来ていただいたので構いません。
院試・研究室生活などについて
も併せてご覧ください。
2023/03/08
【Paper Accepted】
竹山君(D3)、津島先生との共著論文"Utility of redox-active ligands for reversible multi-electron transfer in uranyl(VI) complexes"がInorg. Chem. Frontiers誌に受理されました。この論文は同誌Vol. 10, Issue 14のフロントカバー(表紙)を飾っています。
Inorg. Chem. Frontiers, 2023, 10, 4028-4044. doi: 10.1039/D3QI00189J
 

Graphical abstract: Utility of redox-active ligands for reversible multi-electron transfer in uranyl(vi) complexes
2023/02/27
【Paper Accepted】
竹山君(D3)、小野君(D1)、Dr. März (HZDR, ドイツ)、津島先生との共著論文、"Neptunyl(VI) Nitrate Coordination Polymer with Bis(2-pyrrolidone) Linkers to Highlight Crystallographic Analogy and Solubility Difference in Actinyl(VI) Nitrates"がInorganics誌に受理されました。
Inorganics, 2023, 11, 104. doi: 10.3390/inorganics11030104 [Open Access]

2022年12月20日 【院試説明会・研究室見学会】
原子核工学コース(応化系・融合理工学系)の大学院進学説明会が以下の通り開催されます。
 ・日時:2023年1月21日(土) 13:00~15:30 その後個別相談可
 ・場所:オンライン(zoom) *要事前登録
 ・URL:http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
鷹尾も出席予定ですので、見学・相談などお気軽にどうぞ(アポなしでもOKです)。
2022年12月15日
【Paper Accepted】
小野君(D1)、風間君(鷹尾研OB, 現JAEA)、Dr. März (HZDR, ドイツ)、津島先生との共著論文、"Crystal Structures of Ce(IV) Nitrates with Bis(2-pyrrolidone) Linker Molecules Desposited from Aqueous Solutions with Different HNO3 Concentrations"がInorg. Chem.誌に受理されました。
Inorg. Chem. 2023, 62, 454-463. doi: 10.1021/acs.inorgchem.2c03554
2022年10月28日
10/9-23の期間、ドイツとフランスでそれぞれ開催されたHZDR Innvation & Exchange WeekとATAS-AnXAS Workshopに出張してきました。久しぶりの対面会議で非常に有意義でした。
【Photo】ページを更新
2022年10月3日
山本さんとの共著論文"Non-aqueous bonding of leuprorelin to Ochratoxin A for peptide-based solid-phase extraction"がChem. Commn.誌に受理されました。
Chem. Commn. 2022, 58, 12106-12109. doi:10.1039/D2CC04430G
2022年9月22日
学位記授与式が執り行われました。Zheng Zhiwei君(Weber)と曹月明さん(Cao Yueming)がそれぞれ博士および修士課程を修了しました。社会に出ても明るく元気に頑張ってください!(次の勤務先のvisaの関係で、Weberはポスドクとしてもうしばらく研究室にいるけど)
【Photoページ】更新
2022年8月26日
鷹尾が共同執筆の「イオン液体の実用展開へ向けた最新動向」がシーエムシー出版から出版されました。第9章3節「イオン液体を用いた核燃料サイクル・放射性廃棄物処理」の執筆を担当。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=8637
2022年8月22日
【Paper Accepted】
竹山君(D3)との共著論文"Effects of coordinating heteroatoms on molecular structure, thermodynamic stability and redox behavior of uranyl(VI) complexes with pentadentate Schiff-base ligands"がRSC Adv.誌に受理されました。RSC Adv. 2022, 12, 24260-24268. doi:10.1039/D3RA04639C [Open Access]

2022年5月17日
4/25~5/5の期間、ドイツのHelmholtz Zentrum Dresden-Rossendorfにて念願だったPu(IV)を用いた実験を行ってきました。コロナ禍による出入国時の水際対策もすべてクリアし、無事完遂しました。
【Photo】ページ更新
以前発表したDr. Maerz (HZDR). 津島先生らとの共著論文 #76 RSC Adv. 2020, 10, 6082-6087Editor's Collection "Shining a Light on the f-Block"に選出

2022年4月6日 【Paper Accepted】
竹山君(D3), 岩月先生(甲南大), 津島先生との共著論文"Synthesis and characterization of uranyl(VI) complex with 2,6-pyridine-bis(methylaminophenolato) and its ligand-centred aerobic oxidation mechanism to diimino derivative"がDalton Trans.誌に受理されました。Dalton Trans. 2022, 51, 6576-6586. doi:10.1039/D2DT00325B  Outside Back Coverに採用】

2022年4月1日
小野遼真君、水町匠君、Randrianasolo Falitianaさん、佐藤みなみさんが修士課程を修了しました。小野君は博士課程で、他3名は社会に出ても明るく元気に頑張ってください。
伊藤広真君、折野匡君、南泰伊さん(以上新M1)、山本雅納さん(博士研究員)をを新メンバーとして迎えました。(2022年度研究室体制:スタッフ3名+学生10名)
2022年3月29日
【Paper Accepted】
水町君(2021年度修士修了)、佐藤さん(2021年度修士修了)、金子様(JAEA)、D2竹山君、津島先生との共著論文"Fully Chelating N3O2-Pentadentate Planar Ligands Designed for Strongest and Selective Capture of Uranium from Seawater"がInorg. Chem.誌に受理されました。Inorg. Chem. 2022, 61, 6175-6181. doi:10.1021/acs.inorgchem.2c00306
2022年3月18日
鷹尾と池田先生の連名で日本原子力学会再処理・リサイクル部会業績賞をいただきました。
日本原子力学会再処理・リサイクル部会業績賞, "簡易・高汎用次世代再処理技術としての核燃料物質選択的沈殿法の開発", 東京工業大学 鷹尾・池田研究室. 
【再処理・リサイクル部会HP】
2022年3月16日
3/30(水)の物質理工学院研究室見学会は対面形式で開催するそうです。鷹尾研の見学を希望される学生さんは以下のページ内にあるエントリーフォームのリンクから事前登録をお願いします(1度でOKです)。
https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/news/2022/063239 (3/30分, 対面形式)
https://www.titech.ac.jp/0/prospective-students/news/2022/063697 (4/16分, 対面オンライン形式) ※開催形式が変更されました。事前登録後にzoom情報について連絡があると思います(直前かもしれませんが)。
オンラインでの対応も可能ですが、当日は対面対応のため別日でお願いするかもしれません。出来るだけ柔軟に対応するのでまずは連絡をいただいたうえで相談させてください。
詳細については上記説明会URLもしくは【院試・研究室生活】ページを参照ください。
2022年3月14日
【Paper Accepted】
成蹊大坪村先生との共著論文"Design and Demonstration of Absorption/Luminescence-Compatible Spectroelectrochemical Cell with Optically Transparent Thin-Layer Electrode"がJ. Electroanal. Chem.誌に受理されました。J. Electroanal. Chem. 2022, 911, 116217. doi:0.1016/j.jelechem.2022.116217
2022年1月19日
【Paper Accepted】
津島先生との共著論文"Hydrophobic Core Formation and Secondary Structure Elements in Uranyl(VI)-Binding Peptides"がPhys. Chem. Chem. Phys.誌に受理されました。Phys. Chem. Chem. Phys. 2022, 24, 4455-4461, [Open Access] doi:10.1039/D1CP05401E
 
2022年1月11日
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
原子核工学コース(応化系・融合理工学系)の大学院進学説明会が以下の通り開催されます。
 ・日時:2022年1月22日(土) 13:00~15:00 その後研究室見学
 ・場所:オンライン(zoom) *要事前登録
 ・URL:http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
鷹尾も出席予定ですので、見学・相談などお気軽にどうぞ(アポなしでもOKです)。
【研究室生活など】進学説明会情報を更新
2021年12月16日 【ポスドク公募】※締め切りました
2022年4月開始の博士研究員を募集します。詳細は以下のページおよびリンク先PDFをご参照ください。
2021年10月25日
コロナ禍のために研究室の各種イベントを実施できないので、代わりに各部屋の様子を紹介します。
【Photo】ページを更新
2021年9月13日
【Paper Accepted】
松岡萌さん(2018年度修士修了)、津島先生との共著論文"Fluorite-like Hydrolyzed Hexanuclear Coordination Clusters of Zr(IV) and Hf(IV) with syn-syn Bridging N,N,N-Trimethylglycine in Soft Crystal Structures Exhibiting Cold-Crystallization"がInorg. Chim. Acta誌に受理されました。Inorg. Chim. Acta, 2021, 528, 120622, doi:10.1016/j.ica.2021.120622.
2021年8月5日
【Paper Accepted】
D2鄭誌偉君(Weber)、芝浦工大新井先生との共著論文"Complexation-Distribution Separated Solvent Extraction Process Designed for Rapid and Efficient Recovery of Inert Platinum Group Metals "がACS Omega誌に受理されました。ACS Omega, 2021, 6, 21809-21818. doi: 10.1021/acsomega.1c03565
https://pubs.acs.org/na101/home/literatum/publisher/achs/journals/content/acsodf/0/acsodf.ahead-of-print/acsomega.1c03565/20210813/images/large/ao1c03565_0011.jpeg
2021年7月16日
【Paper Accepted】
D2竹山君、津島先生との共著論文"Effects of Substituents on the Molecular Structure and Redox Behavior of Uranyl(V/VI) Complexes with N3O2-Donating Schiff Base Ligands"がInorg. Chem.誌に受理されました。Inorg. Chem. 2020, 60, 11435-11449. doi:10.1021/acs.inorgchem.1c01449

2021年6月1日
研究所名が「先導原子力研究所(Laboratory for Advanced Nuclear Energy)」から「ゼロカーボンエネルギー研究所(Laboratory for Zero-Carbon Energy)」になりました。
所在等特に変更ありませんので、これまで通りよろしくお願いいたします。
6/5(土)13時からの応化系および原子核の進学説明会に出席予定です。アポなしでも構いませんが、相談をご希望の場合はメール(ページ右上)にて連絡いただけると幸いです。
【研究室生活など】進学説明会情報を更新
2021年5月10日
オンライン国際会議Nuclear Fuel Cycle: A Chemisry Conference (NFC3, フランス主催)にて鷹尾がKeynote Lecture、M2小野君がoral talkを行いました。
http://www.geniors.eu/nfc3conference/

〇物質理工学院 研究室説明会
 ・日時:2021年5月15日(土), 5月16日(日) ※私が対応できる時間帯が限られるので紹介・相談希望の場合は事前にメールにて連絡ください。
 ・場所:zoomミーティングルーム上(要事前登録)
 ・URL:https://www.titech.ac.jp/graduate_school/event/2021/049667.html
 ・エントリーフォーム:https://www.t2form.titech.ac.jp/sv/511342
2021年4月21日
【研究内容】ページを更新しました。
そこまで隠し立てするようなものでもないのかもしれませんが、最新の研究内容を載せることは必ずしも容易ではないため、この点ご了承ください。より詳細な研究内容については院試説明会や個別面談・見学等で適宜ご紹介できれば幸いです。
2021年4月5日
風間裕行君が博士課程を修了しました。社会人になっても頑張ってください。
奥村優太君(M1), 内田昇吾君(M1), 荒木遼太君(B4)を新メンバーとして迎えました。辻駿君(今秋留学予定)が研究員になりました。(全部で教員2, 研究員1, 学生10)
依然としてコロナ禍の状況のため、健康に十分注意して乗り越えていきたいと思います。
【メンバー】ページ更新
2021年3月25日
〇物質理工学院 研究室説明会
 ・日時:2021年3月30日(火), 4月10日(土) 両日とも13:00-17:00 オンライン研究室訪問可・メールを頂けたらzoomで対応します。
 ・場所:zoomミーティングルーム上(要事前登録)
 ・URL:https://www.titech.ac.jp/graduate_school/event/2021/049220.html
 ・エントリーフォーム:https://www.t2form.titech.ac.jp/sv/511342

〇原子核工学コース(応化系・融合理工学系) 大学院進学説明会
 ・日時:2021年5月16日(日) 15:00~, 6月5日(土) 13:00~ その後研究室オンライン訪問可
 ・場所:zoomミーティングルーム上(要事前登録)
 ・URL:http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html

いずれの説明会も出席予定ですので、見学・相談などお気軽にどうぞ(アポなしでもOKです 5/16については事前に連絡ください)
【研究室生活など】更新
2021年3月1日
【Paper Accepted】
JAEA大内様, 小松様, 北辻様, 渡邉様との共著論文"Electrochemical Studies of Uranium(IV) in Ionic Liquid-DMF Mixture to Build Redox Flow Battery Using Uranium as Electrode Active Material"が Chem. Lett.誌に受理されました。Chem. Lett. in press.
2021年1月29日
【重要!】院試における英語試験について:
2021年夏の院試では例年通り出願日からさかのぼって過去2年以内(2019年6月17日以降)に受験した外部英語スコア(TOEIC L&R, TOEFL-iBT等)の提出が出願時に必須となりますので、有効期間内のスコアを未取得の場合は出来る限り早期の受験をお願いします。
【研究室生活など】更新
2021年1月18日
河野君(芝浦工大修士修了, 現JAEA)、新井先生(芝浦工大)との共著論文"Thermal-assisted back-extraction of inert platinum group metals from [Hbet][Tf2N] ionic liquid phase to oxalic acid aqueous solution"がJ. Nucl. Sci. Technol.誌に受理されました。J. Nucl. Sci. Technol. doi:10.1080/00223131.2021.1881640.
2021年1月15日
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
〇原子核工学コース(応化系・融合理工学系) 大学院進学説明会
 ・日時:2021年1月23日(土) 13:00開始 その後研究室オンライン訪問可
 ・場所:zoomミーティングルーム上(要事前登録)
 ・URL:http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
〇物質理工学院 材料系・応用化学系 大学院進学相談会
 ・日時:2021年2月13日(土) 13:00-16:00 その後研究室オンライン訪問可 →メールを頂けたらzoomで対応します。
 ・場所:zoomミーティングルーム上(要事前登録)
 ・URL:https://www.titech.ac.jp/graduate_school/event/2020/048295.html

いずれの説明会も出席予定ですので、見学・相談などお気軽にどうぞ(アポなしでもOKです)
【研究室生活など】更新
2020年11月26日
【Paper Accepted】
D1竹山君、甲南大岩月先生および茶山先生との共著論文 "Structural Chemistry and Stimuli-Responsive Phase Transition of N,N'-Dialkylimidazoium Nonafluorobutanesulfonate Ionic Liquids" がCryst. Growth Des.誌に受理されました。Cryst. Growth Des. 2021, 21, 617-624. doi: 10.1021/acs.cgd.0c01419.
 
2020年11月19日
科研費国際共同研究強化(B)「核燃料物質選択的沈殿剤開発のための日独アクチノイド化学共同研究拠点」が採択されました(2024年3月まで, 18,720千円)。
【業績】(外部資金)および【研究室生活など】を更新
2020年10月21日
【Photo】ページに2020年度「ある日の研究室風景」を追加。
【分析機器】ページにAgilent Cary3500を追加。
2020年10月1日 9月25日に蘇誠中君が修士課程を無事終了しました。社会人になっても持ち前のバイタリティ(?)で元気に頑張ってください。
また、9月30日から中国からの留学生 曹月明さん(M1)を新メンバーとして迎えました。よろしくお願いします。
【メンバー】ページを更新
2020年9月14日
今年の夏の院試が完了しました。次年度研究室配属または院試を検討されている学生さんに対しては、zoom, skypeなどでも随時対応しますので、気軽にご連絡ください。
2020年7月22日
【Paper Accepted】
池田先生との共著の総説"Coordination chemistry of actinide nitrates with cyclic amide derivatives for development of nuclear fuel materials selective precipitation (NUMAP) reprocessing method"が Eur. J. Inorg. Chem.誌に受理されました。Dr. Tamas Vargaによって見出されたN-シクロヘキシル-2-ピロリドンの添加による硝酸水溶液からのウラニルイオンの高効率かつ選択的沈殿反応に始まり、過去20年間にわたって池田研・鷹尾研で進めてきた沈殿法再処理技術研究開発をまとめたレビュー論文になります。
Eur. J. Inorg. Chem. 2020, 3443-3459. doi:10.1002/ejic.202000504
2020年7月14日
【Paper Accepted】
風間君、鷹尾の共著論文"Molecular Design of Double-Headed 2-Pyrrolidone Derivatives for Separation/Co-precipitation of UO22+ from/with Tetravalent Actinides towards Nuclear Fuel Recycling"がChem. Lett.誌に受理されました。㊗通算80報目!  Chem. Lett. 2020, 49, 1201-1205, doi:10.1246/cl.200457. [Open Access]
2020年6月11日
2020年度の院試説明会・相談会がすべて終了し、出願が始まりました(出願期間:6/11~6/17必着)。
今回から【オンライン申請+書類郵送】という形になったので、不備のないよう十分注意してください。
また、次年度以降の院試を検討されている学生さんへの研究室紹介・相談については今後も随時対応しますので、気軽にご連絡ください。
【研究室生活など】のコンテンツを整理・更新
2020年5月22日
【Paper Accepted】
鷹尾忍先生(妻), 池田先生との共著論文"Facile and Selective Palladium Recovery from Acid Leachate of Nuclear Waste Glass with Hydrazine Reduction Assisted by Coexisting Chalcogens"がChem. Lett.誌に受理されました。Chem. Lett. 2020, 49, 995-998. doi:10.1246/cl.200314
2020年5月4日 物質理工学院応用化学系大学院研究室説明会(web)が5月15日, 16日に開催されます。
https://educ.titech.ac.jp/cap/event_information/2020/058754.html *事前登録制です
鷹尾研は5/15 13時半以降および5/16終日対応可です。
【研究室生活など】のコンテンツを整理・更新
2020年4月25日
【Paper Accepted】
井上君, 風間君, 津島先生との共著論文"Essential Role of Heterocyclic Structure of N-Alkylated 2-Pyrrolidone Derivatives for Recycling Uranium from Spent Nuclear Fuels"がBull. Chem. Soc. Jpn.誌に受理されました。Bull. Chem. Soc. Jpn. 2020, 93, 846-853. doi:10.1246/bcsj.20200061
2020年4月13日
原子核工学コース進学説明会(オンライン)を4月25日に開催予定です。
http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
オンライン面談も出来ますので、事前申込(締切: 4/24)をぜひどうぞ。
【研究室生活など】のコンテンツを整理
2020年4月8日
2021年4月入学および2020年9月入学の東工大大学院修士課程募集要項が以下のURLにて公開されました。
https://www.titech.ac.jp/graduate_school/news/pdf/2021.4_2020.9master.pdf
出願方式や英語外部試験の取扱いなど、十分注意してください。
2020年4月1日
竹山知志君(D1)、佐藤みなみさん、小野遼真君、RANDRIANASOLO Falitianaさん、水町匠君(以上M1)、辻駿君(B4)を新メンバーとして迎えました。(全部で教員2名、学生10名)
新型コロナ禍のためになかなかスタートが難しい状況ですが、健康に十分注意して乗り越えていきましょう。
2020年3月26日
井上翼君、久保満優さんが修士課程を修了しました。社会に出ても明るく元気に頑張ってください。→【Photo】ページ
2020年物質理工学院(材料系・応化系)第1回大学院Web進学説明会(大岡山)の情報が更新されました。
https://www.titech.ac.jp/graduate_school/event/2020/046462.html
28日(土)は感染拡大防止のため自宅待機とさせていただきますが、研究室見学・相談などは鷹尾まで直接メール( ktakao@lane.iir.titech.ac.jp )にてお気軽にご連絡ください。
院試における英語試験についての情報は以下を参照してください(詳細は4/7公表予定の募集要項に掲載)
https://www.titech.ac.jp/graduate_school/news/2020/046423.html
【研究室生活など】を更新
2020年3月6日
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3月28日(土)の応化系院試説明会は残念ながら中止となりました。
研究室見学のご希望があれば個別に対応しますので、直接鷹尾宛にメールでご連絡頂ければ幸いです。
2020年2月16日
第2回鷹尾研OB/OG会の様子を追加しました。 【Photo】
次回院試説明会(応化系)は3/28(土)になります。詳細は→【研究室生活など】
2020年2月3日
【Paper Accepted】
Dr. Juliane März (HZDR), 松岡さん, 真下君, 風間君, 津島先生との共著論文"Crystallization of colourless hexanitratoneptunate(IV) with anhydrous H+ countercations trapped into hydrogen bond polymer with diamide linkers"がRSC Adv.誌に受理されました(オープンアクセスなので無料で読めます)。
 RSC Adv. 2020, 10, 6082-6087. doi:10.1039/C9RA10090C

2020年1月2日
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
原子核工学コース(応化系・融合理工学系)の大学院進学説明会が以下の通り開催されます。
 ・日時:2020年1月25日(土) 13:00~14:00 その後研究室見学
 ・場所:大岡山北1号館1階会議室
 ・URL:http://www.ne.titech.ac.jp/jp/examination/guidance.html
鷹尾も出席予定ですので、見学・相談などお気軽にどうぞ(アポなしでもOKです)。
また、主担当とする応化系大学院進学説明会(3/28, 5/9, https://www.titech.ac.jp/graduate_school/event/2019/045725.html)にも出席予定です。
その他院試関連情報を更新 → 【研究室生活など】
【Photo】ページも更新